ジョークが苦手な僕が学んだこと

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僕は大阪の出身ですが、多くの方の期待に反して面白いことを言えません。面白いことってどうやって言うのか、どなたかにご指導をお願いしたいほどです。


仕事や交流の場面で、初対面なのに気の利いたジョークを繰り出したり、空気を和ませる会話で一気に人との距離を縮めてしまう人に出会うことがあります。

会議や集まりで、冒頭にちょっとしたジョークを言って会場を笑わせ、聴衆を一気に引きつける人。

トーク番組でも最初の数秒で笑いを生み出せる人がいます、しかもアドリブで。




僕はそのように即興でジョークを言うのも、知らない人を和ませる会話もできません。

僕がウケを狙った一言がまったく刺さらず、会場を静まり返らせてしまって大量の冷や汗をかいたこともあります。 


それとは逆に、海外の人たちと一緒にいるとき、周りの人たちは笑っているのに

「何がおもしろかったんだろう?」と僕だけ理解できておらず、ひきつった笑顔になっていることもありますが…




とにかく即興でジョークを言って場を和ませる人を見ると僕は尊敬の気持ちを抱きますし、僕も是非そんな人間になりたいなと心底思うのです。




つい最近、カナダにいる知り合いから「これ見た?」と送られてきたYouTubeのショート動画。
(※動画のリンクを下に貼っておきます)。

ご覧になった方もいらっしゃるかと思いますが、先日カナダで行われたカーリング女子世界選手権で

日本は準決勝でカナダと対戦し、序盤から圧倒的な差をつけられ負けていました。 


そして日本の最後の攻撃。

時すでに遅しで、そこから逆転する可能性はゼロ。


そんな場面で最後の一投を投じた藤澤さんというプレーヤーは、一回転しながらラストショットを投じるというジョークを繰り出しました。

ブラシで氷面をこする他のプレーヤーたちもキャッキャと笑っている、実にすがすがしい光景でした。




このジョークは自分たちの敗北をいさぎよく認め、相手の強さへの敬意と品格の表現として絶賛されているとその友人からのメッセージには添えられていました。

世界が注目する真剣勝負の大舞台でそんなジョークを即興で出し、会場で喝采を浴びた日本チーム。

動画を見て僕も日本人として本当に誇り高い気持ちになりましたし、日本のカーリングチームに心からの敬意の念を抱いています。


ジョークってスキルなのかもしれませんが、あの一投を見て「在り方」も大事なのかもしれないなと、ますますジョークに自信をなくすのでした。