プロフィール

岡部 浩一 Dr. Koichi Okabe



🔘
異文化適応エキスパート

🔘 米国 Global Dexterity
  「異文化適応」公認トレーナー

🔘 インサイト・アカデミー(株)
  「異文化適応」担当講師

🔘 異文化コミュニケーション学博士

🔘 海外ライフコーチ/
 共感型コーチング認定プロフェッショナルコーチ

🔘 海外駐在歴20年/6カ国
 (🇱🇰 🇿🇲 🇵🇬 🇻🇳 🇲🇾 🇯🇴)

🔘 「自分らしく異文化適応」がモットー

岡部浩一

私のプロフィールにお越しいただきありがとうございます。

私は「異文化」「海外」をキーワードに上のような肩書きを持つようになりましたが、何がどうなってそうなったのかをお話ししておきます。

👇👇

 

私は物心つく頃から「遠くの見知らぬ世界」に漠然とした憧れを持つようになりました。

壮大な風景
街の喧騒
変わった衣装を身にまとう人たち
経験したことのない味、音、匂い・・・

見知らぬ世界に身を置いて、それを自分自身の肌で触れて感じたい。

これが海外を志すようになった動機で、今でも「遠くの見知らぬ世界」への憧れは私の中で強く生き続けています。

そうして海外の環境でそこにいる方々と仕事をする機会をいただいてきましたが、そこでいろんな困難に直面するようになりました。

最も悩ましかったのが

仕事に対する考え方の違い
仕事の進め方の違い
コミュニケーションの取り方の違い
人間関係の築き方の違い

です。

 

私の仕事の仕方や周囲とのコミュニケーションのあり方というのは小さい頃から日本で育つうち、知らない間に身につけたものです。そしてそれが私にとっての「常識」「価値観」になっています。

ところが海外で接する方達も私と同じく小さい頃から身につけた「常識」「価値観」があります。

これまで育った環境が違うため

「何が正しくて、何が正しくないのか」

をめぐってお互いの「常識」や「価値観」の衝突が起きてしまうのです。

異文化理解・異文化コミュニケーション・異文化適応・CQ・アフリカ

そんな環境の中で
どうやったらお互いが気持ちよく仕事ができるようになるのか、

どうやったらこちらのことを信用できる人間だと思ってもらえるようになるのか

そんなことで日々思い悩んできました。

そしてそれに「答え」「ヒント」をくれたのが
異文化理解
異文化コミュニケーション
異文化適応
だったというわけです。

略 歴

▽▼ 職歴 ▼▽
🇱🇰 ベリアッタ職業訓練校(スリランカ)
     日本語教師(1996.7〜1999.1)

🇱🇰 国際協力機構(スリランカ)
     プログラムオフィサー(1999.4〜2000.4)

🇿🇲 メヘバ難民キャンプ(ザンビア)
     プログラムオフィサー(2000.6〜2001.6)

🇵🇬 国家計画モニタリング省
  (パプアニューギニア) 
   総合援助調整企画調査員
  (2004.3〜2007.3)

異文化マネジメント 信頼構築

🇻🇳 投資計画省(ベトナム)
     プロジェクト調整員(2007.8〜2009.8)

🇲🇾 マレーシア工科大学(マレーシア)
     プロジェクト調整員(2011.11〜2016.5)

🇯🇴 職業訓練公社(ヨルダン)
     プロジェクト調整員(2017.3〜2023.2)

🇯🇵🇯🇴 異文化適応トレーナーとして独立・起業
 (2023.3〜)

🇯🇵 インサイト・アカデミー(株)
   「異文化適応」担当講師(2024.6〜)

異文化マネジメント 信頼構築

▽▼ 学歴・資格 ▼▽
🇯🇵 琉球大学教育学部卒業

🇦🇺 Global Leadership MBA取得
  (オーストラリア Bond大学)

🇫🇷 異文化コミュニケーション博士号取得
  (フランス Horizons大学)

🇺🇸 米国 Global Dexterity「異文化適応」
     公認トレーナー資格取得

🇯🇵 共感型コーチング認定
 プロフェッショナルコーチ資格取得

 

経 歴

20年に渡り新興国・グローバルサウス6カ国で海外駐在員として現地での事業マネジメント・チームづくり・人材マネジメントに従事。

しかしながら
仕事の仕方、コミュニケーションのあり方を巡り多国籍チーム間での不和チームの機能不全、自身も周囲からの孤立板挟みを経験。

国籍やバックグランドの異なるメンバーに対して不信感・嫌悪感・苦手意識をあらわにするメンバー間の調停、紛争解決を海外駐在中に数多く実施。

メンバー個々が考える「常識」や価値観の違い、お互いが相手に何を期待しているかを意識した事業運営、人材マネジメント、コミュニケーションを行ううち

現地でも「味方」が増え始め、周囲からのサポートや新たな人脈を得られるようになり

結果として仕事で成果を生み出せるようになっただけでなく、個人としての学びや成長、海外での仕事のやりがい、面白さを実感できるようになる。

スペース

異文化理解・異文化コミュニケーションが海外での事業管理、人材マネジメント、リーダーシップに有効との認識から同分野で博士号を取得

また「異文化適応」をテーマにした世界的ベストセラー『Global Dexterity』に感銘を受け、著者 Andy Molinsky教授(米国Brandies University)に師事。

同教授から日本人初の『Global Dexterity 公認トレーナー資格』を授与される。

異文化適応トレーナー/海外ライフコーチとして
My Coach Koichiを開業。

現在はインサイト・アカデミー(株)でも
「異文化適応」の講座を担当している。

これまでのストーリー

かつての私は思い返すだけで
身を隠したくなるほど恥ずかしい

今風に言うと「痛い」存在でした。

 

私がいかに「痛い」存在だったか、
ここで3つの告白
しておきたいと思います。

告白①「自分は海外に向いていない」と落ち込む日々

私はかつて、「自らの理想像」と「現実」のギャップに苦しんでいました。

英語をペラペラに話し
理路整然と自分の意見をいい
人前に立って立派な演説をうち

必要なら相手ととことん議論をし
ときに気の利いたジョークを言い合う。

そうして海外の人たちとチームを組んで共に仕事し、彼らから評価され、お互い信頼し合いながら共に仕事の成果を生み出していく。

そんな自分になりたいとずっと思っていました。


私の「原体験」は
アフリカの難民キャンプでの仕事です。

そこでは国連や欧米の援助機関の関係者、
地元政府関係者が一堂に会する会議が
週に2回行われていました。

しかし

私は周りが何を言っているかがわかっても
うまく自分の意見が言えない

和気あいあいとした雰囲気の会議で
自分一人だけ取り残されているような感覚

あいさつやでも通り一遍のことしか言えず、
社交的に振る舞えない情けなさ

異文化理解・異文化コミュニケーション・異文化適応・CQ

私は会議でほとんど発言することもなく
何か言わなければならないとわかっていても
テーブルの隅っこに座って
ほとんど聞いているだけでした

会議があることが憂鬱でたまらず
会議が終わると疲労感しかありませんでした。

また現地のスタッフからは
「強いリーダーシップ」を期待されながら

「みんなでミーティングして話し合おうよ」
「そこで誰が何をするかみんなで決めようよ」

優柔不断とも取れる態度しか示せず

現地のスタッフたちに

頼りないマネージャーだ

と陰口を叩かれていました。

そんなふうに周りの期待にも応えられず

自分はなんて情けないんだ

とひたすら自分に失望し

私は海外には向いていないんだろうかと
自信を失っていました。

告白② イライラ、怒り心頭!

海外の上司、同僚、部下、パートナー、
取引先、クライアントと仕事をしていると

日本人を相手にするのと異なったストレス
を感じます。

仕事への取り組み方、仕事の進め方、コミュニケーション作法の違いを目の当たりにすると

「この人たちは仕事やる気あるのか?」
「どうしてそんな偉そうな態度を取るんだ?」

「どうしてこんな常識がわからないの?」
「私と一緒に仕事する気あるの?」

「一体なんなんだ、この人たちは!?」

などとつい相手のことを
ネガティブに見るようになります。

お互い自分の「モノサシ」で相手の仕事ぶりや
コミュニケーションの態度を判断するので

こちらは一生懸命やっているつもりなのに
相手から評価されなかったり

ちょっとした言動が誤解され、知らず知らずのうちにこちらが避けられるようになって深い孤独感・孤立感を味わったことも一度や二度ではありません。

そんな経験が重なると
相手に対する苦手意識を持つようになり

一緒に仕事をすることにストレスを感じ
相手を遠ざけたくなる
のです。

新しい国に行って
数ヶ月は耐え忍ぶことができても

ふとした時に抑えてきた
我慢の感情が爆発してしまう
こともありました

告白③ 泣きじゃくる長男

ここも書くつもりが、思い出すだけで辛すぎて書けません。

私が夫として、父として
最も情けなかった時期のことです。

ご縁のあったお方にはお会いした際にお話したいと思います。

「異文化適応」「コーチング」
との出会い

そんな「痛い」存在だった私ですが、
MBAの取得過程で初めて触れた

「異文化コミュニケーション学」

に加え

異文化適応のノウハウとコーチング

に出会ったことで現場でのマネジメントのあり方や自分自身を客観的に見ることができるようになったのが大きかったです。

海外での仕事では「相手理解」に焦点が当てられがちですが、そこで直面している課題や問題にどう対処していくかを考える上では

「自分にとって大切なことは何か?」
「それはなぜなのか」という「自己理解」が不可欠

ということを身をもって認識できるようになりました。

グローバル コミュニケーション 組織文化

そうして現地の関係者との協働・信頼構築や、落ち着いた生活を得ていくため自分でできることに少しずつ取り組めるようになりドン底から這い上がることができました。

日本と異なる環境で、
国籍やバックグランド、
価値観や常識の異なる人たちと

共に何かを成し遂げていくことの
達成感

異文化研修

海外の方々から評価や信頼を得られたと
実感できたときの
うれしさ

新たな人とのつながりを得られたことの
喜び

海外での人との出会いを通して
様々な生き方、価値観に触れられることの
面白さ

困難を乗り越えたからこそ得られる
成長できたという充実感・自信

を持ち続けられるようになったことが
今の私を支えています。

異文化コミュニケーション 異文化理解 異文化適応

海外での仕事や生活で、あなたご自身も課題や辛い経験に直面しておられるかもしれませんが、

それとどう向き合い
どうやって乗り越えていくのか

その上であなたが大切にしている考えは何か?

相手理解だけでなく、あなたの「自己理解」を手助けするノウハウや「心の持ち方」を一人でも多くの方々と共有し、海外でのビジネスや生活をより有意義なものにするお手伝いができればとの想いで仕事をさせていただいています。